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最上 (通報艦)[もがみ]
最上(もがみ)は、日本海軍の通報艦。淀型通報艦の2番艦。艦名は山形県を流れる「最上川」にちなんで名づけられた。長崎で建造された最初の軍艦である。 == 艦歴 == 1907年に三菱合資会社三菱造船所(現・三菱重工長崎造船所)で起工、1908年に竣工し通報艦に類別された。日本海軍初の蒸気タービン機関搭載艦である。 1912年8月28日、一等砲艦に類別を変更した。第一次世界大戦では、南シナ海方面の警備、さらに南洋諸島方面の警備等に従事した。 シベリア出兵時の1921年には、沿海州沿岸の警備に従事した。 1928年4月1日、除籍となり、7月6日に廃艦第3号と仮称され、翌年1月31日に廃船、6月1日に売却され、大阪の帝国在郷軍人会によってマストと後艦橋が中之島公園の東端に設置された。戦後も大阪市により保存されている、しかし老朽化で倒壊の危険性があるため、2009年2月9日解体、呉市海事歴史科学館に移設予定〔軍艦「最上」の解体作業はじまる 大阪 (産経新聞、2009年2月9日付)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最上 (通報艦)」の詳細全文を読む
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